今日のランチやディナーを決めるとき、欲しい商品を探すとき、お店までのアクセス方法を探すとき、日常生活のありとあらゆる場面でみなさん「インターネット検索」を使っていると思います。
今や普段の生活から切り離すことの出来ないインターネット。
逆を言うと、インターネットを上手く活用すれば集客につなげることができるということ。
そしてそれは、ただお金をかけて作るだけではダメです。絶対。
初期制作費用に数百万をかけてもダメです(有料広告利用やメディア掲載を除いて)。
ではどうすれば良いのか?
今日は、集客できるホームページにする方法を紹介していきます。
ホームページを作るだけでは、なぜすぐ集客できないのか?
ガラケーが台頭してきた90年代後半から2000年代は、ある程度しっかりしたウェブサイトを作ったらすぐ集客につながるという傾向はありました。現在と比較すると圧倒的に競合がいなかったから。
ウェブサイトの重要性は高い状態にありましたが、その後スマートフォンの普及によってさらに爆発的に上昇。スマートフォン最適化(レスポンシブ)なんてのは、もはや標準装備となりました。
Internet live statsによると、2018年には世界のウェブサイト数が16億3千32万2,579まで上昇(でも70%強がちゃんと稼働していないそう…)。
今やどの業種でも自社サイトを持っている時代。
そんな中で生き抜いていくには、競合他社に勝たないといけません…が、ホームページを作るだけじゃ勝ち抜けないんです。
なぜなら、ライバルのホームページ数が圧倒的に増えたから。そして当然ながらその分「勝ち抜く!」という強い意識を持った店舗・会社も増えたから。
広告もかけずに&メディアにも登場せずに「公開=すぐ集客」の図式が成り立つとしたら、それはもともと有名なお店だったか、有名人が開いたお店か、あるいは超ニッチだけど人気のある業種だったか…くらいじゃないでしょうか。
そもそも集客できるホームページとは?
やはりピンからキリまで業者が存在するし、形あるものを売る商売ではないこの業界。
初回打ち合わせをした際に、「(お金をかけて)ホームページ作ったらすぐ集客できるでしょ?」と仰る方はたくさんいらっしゃいます。業界に精通していなければ当然ですよね。
丸投げして作るというだけではダメです!多少なりともお金をかけてホームページを作るなら、しっかり作って&しっかり育てていく意識を持ちましょう!それが(ホームページをせっかく作ったのに効果ゼロという)リスクを減らすことにつながるんですから。
そもそも集客できるサイトとは、どういう定義になるのか。
端的に言うと、たくさんの人をホームページに呼び込んで、お問い合わせ・来店などの成約につなげることができるサイトのことです。
ホームページに人を呼び込むことができる
まずホームページに人を集めることが第一。当然ですよね。
自然検索流入やSNSを駆使するなど、ありとあらゆる手を使って集客を行います。
ちなみに“自然検索流入”というのは、GoogleやYahoo!の検索結果から入ってきた数を指します。企業名や店舗名を直接打ち込んで検索したり、SNSなどのリンクから辿り着いた人はこれに該当しません。
自然検索流入に加え、SNS(FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなど)からの流入、または有料広告流入(リスティング広告など)も有効です。
広告を掛ければ当然ながら閲覧者数は増えます。
がしかし、課金をストップしたら閲覧者数も途絶えます。
最終的に自然検索流入に強いホームページにまで育てることができれば最高ですね。
なぜならお金をかけずとも上位表示されている間は人を呼び込み続けるから。
呼び込んだ人を成約させることができる
そしてあなたのホームページに、ただ人を呼び込むだけじゃダメ。閲覧者が月間10万人いたとしても直帰率(1ページだけ見てすぐ閉じた人の割合)が98%とかだと、2,000人しか見てくれていないことになります。
超絶もったいない。
直帰率を低くして、そのサイトの“成約(コンバージョン)”につなげることが重要。“成約”とはそのサイトそれぞれで、商品の売買だったり、予約申し込みだったり、資料請求だったり千差万別。より使いやすく、より分かりやすく、より成約しやすいサイトが「集客できるサイト」ですね。
集客できるホームページにするには?
「作ったホームページに人を呼び込む」&「呼び込んだ人を成約につなげる」というのは、ホームページを作っただけじゃムリです。
じゃぁどうやったら「集客できるホームページ」になるのか。ふんわりザックリ3つに分けて説明します。
狭く深くターゲットを定める
ホームページを作るときに、検索エンジンであるGoogleやYahoo!の検索に優位となるような作りが必要。見た目のデザインにトレンドがあるように、(見えない部分の)裏側の作り方にもトレンドがあります。そしてルールもあります。
他にも、よく耳にするかもしれませんが内部SEO対策だったり、SNSに拡散されるときの設定(OGP設定)だったり、シズル感あふれる(=そそられるような)キャッチコピーだったり…集客できるサイトに成長させるにはしっかりとした土台を作らないといけません。
“ペルソナ”といいますが、あなたのホームページにおけるターゲット層の中で具体的な顧客像を作り上げてみて下さい。
例えば、あなたのお店がスイーツに自信のあるカフェだとしたら、「涼子さん(28歳・女性・OL)コーヒー好き。村上春樹や女性誌を読みながらテラス席でカフェミストを飲むのが好き。神奈川県横浜市在住で最寄駅は田園都市線青葉台駅。東京の池尻大橋勤務で、休みの日は南武線を使って川崎駅にまで行くことが多い」みたいな具体像をもっともっと作り込んで、この人が興味を抱いてくれるには?という視点から練り上げていくと対象がブレずに明確となります。
きちんと更新する
よく目にしませんか?
ニュース欄が「2013年8月 ホームページを公開しました」というような数年前の更新情報が最初で最後の投稿になっているホームページ。
更新が数年前で止まっているホームページって、検索エンジン側にも閲覧者にも「動いていないサイト(会社)」としてみなされるんです。
・全部で10ページの「◇◇パン屋さん」のサイト
・全部で200ページの「△△パン屋さん」のサイト
どちらが検索される可能性が高いでしょう?
そうですよね、圧倒的に後者ですよね。
単純に武器が10個あるのと200個あるのでは雲泥の差。1ページ1ページは、武器なんですよ。きちんと更新して、お店の情報や商品の情報を発信していく(=武器を増やしていく)という作業は絶対に必要です。
※1ページ1ページが、内容の伴った記事であるということが前提です。
きちんと管理する
PDCAですね。
Plan→Do→Check→Action→Plan→Do→……
ホームページ閲覧者を、いかに成約へつなげられるか…のための検証です。ここで言う“成約”とは業種や形態によって変わります。飲食店や美容室だったら予約、セミナーやイベントだったら申し込み、不動産だったら資料請求…などなど。
「とあるページで離脱者(閲覧を辞める人)が一気に増える」
「ここのボタンが押されなさすぎる」
「iPhoneのクリック率が低すぎる」などなど、運営を始めればたくさんの問題点が出てきます。
どんなに有名な制作会社が、どんなにお金をかけてWebサイトを構築しても、最初から100%完璧なものは作れません。これは絶対に無理です。
- 一発でBESTなWebサイトを作る制作会社は存在しません。
- 優秀な制作会社は、BETTERなWebサイトを作ります。
- 知識がない制作会社は、WORSEなWebサイトを作ります。
- ダメ(詐欺含む)な制作会社は、WORSTなWebサイトを作ります。
そして、BETTERなホームページを作れる優秀な制作会社は、きちんと管理(PDCAをまわして)して、BESTなホームページに近づけていきます。有料広告などを行う場合でも、効果検証を繰り返しながら結果を出していきます。それには当然ながら時間とお金がかかります。ただし、その“お金”を回収できるほど成果が出るならアリですよね。
なので、制作会社が作っても個人が作っても、継続的な更新管理は不可欠なんです。
集客できるホームページのまとめ
ホームページは、初期制作の出来栄えよりも、日々の更新管理の方が重要です。と、当社では考えます(いろんな意見の方もおられると思いますが)。
世界一のWeb制作会社でも、作っただけでバンバン集客できるホームページは作れません。
バンバン集客できるホームページに育てていく必要がるんです。
そのためには、顧客ターゲットを掘り下げて調査したり、響くようなライティングをしたり、シズル感のある写真を掲載したり…しっかりとした作りが必要になります。
ホームページ制作を依頼する際、目先の安さを第一に追及すると、先にいるかもしれない集客・売上を逃すことになりかねません。たとえ初期費用が10万円違っていたとしても、そのホームページを5年は使うと仮定すれば月々1,600円の差額です。
集客するためのホームページ提案をしてくれる業者を選び、業者と一緒に作り上げていってください。
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※月・火定休となります。
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